話が前後してしまったが栄村から2週間、ふたたび輪行で長野へ。今度は『自転車学』の仲間を誘い、中央線で茅野まで行って、杖突峠経由で高遠へ。そこからさらに分杭峠まで登って、駒ヶ根へ降りるという雑誌のお薦めルートを走ってきた(GPSの記録は途中で切れてしまい分杭峠まで)。
当日は旧暦お盆の真っ盛り、しかも諏訪湖の花火大会ということで行きも帰りも電車が満員、移動は立ち詰めの苦行だったが、走ってはまさにこれぞ日本のサイクリング、信州のサイクリングという街道の風情と坂道をお腹いっぱい楽しんだ。秋葉街道が多くのサイクリストに長年親しまれてきた理由がよく判った。
もはや、そのくらい遥か昔のイベントだが、今頃やっと書く時間ができた…。
5月16-17日は、疋田智氏と氏が学習院生涯学習センターで開いている自転車学講座OBの面々とで泊まりがけのポタだった。
いつもはOB同士が誘い合わせて日帰りのサイクリングに出かけたり、春/秋の講座終了後に居酒屋で疋田氏を囲んで歓談するのだが、終電を気にせず酒を飲んで存分に自転車談義をしたいメンバーが始めた企画の第二弾として、同OB会の名幹事Fさんプロデュースによる南房総を巡るコースだ。
泊まりがけということもあり、やや遅めの10時に館山駅前をスタート、元祖ツーキニスト講座に集う面々だけあって折り畳み小径車とロードバイクが2大勢力。小学生(幹事のF氏のご子息)も交えて館山市街に残る旧軍の防空壕やら、館山城の里見八犬伝の展示を見学したりしながら、地の魚を握ったすしに舌鼓をうちつつ、洲崎灯台・フラワーライン経由で最南端の野島崎まで。距離にして30キロあまりを散走して民宿に一泊。
昼食までの走行
房総館山野島崎part2 at EveryTrail
Map created by EveryTrail: GPS Trip Sharing with Google Maps
午後、野島崎まで
房総館山野島崎part3 at EveryTrail
Map created by EveryTrail: GPS Trail Maps
夜の大宴会は、しかし我らが『塾長』疋田氏が前日までの激務でお疲れの様子で、12時頃には白河夜船状態となられたため、予想より早目にお開きとなった。この辺りは大人の団体だ。
実はこのイベントの2日間、同じ講座OB中の二名ほどは、このポタリングには参加せず同じ房総半島を舞台とする400キロブルベを走っていたのだが、道中、それぞれと(別のタイミングで)遭遇するという信じがたいハプニングもあった(無論コースを企画したF氏はブルベのルートも熟知していて、どこかで出会うかもという計算はあったようだが)。
この週末は天気予報が最悪で両日とも50%-70%という降水確率だったと記憶するが、不思議と走っている間、我々には腕やほほに雨粒がかかる程度で、2日目など青空がのぞくほどの幸運に恵まれた(ブルベは夜を徹して走っていたので風雨にやられたとのこと)。
2日目は幹線道路ではなく、F氏お得意の林道?や裏道を使って野島崎よりまっすぐ北上、ひなびた山間の棚田や渓流を眺めながら館山方面へと戻り、ピーナツソフトやらビンゴバーガーを楽しんで(最後だけやや強風に見舞われたものの)館山駅に戻った。
ご家庭や仕事の事情で途中離脱された方もあったが、全員無事に楽しく走れて大満足なポタだった。
5月17日のルート
房総館山野島崎part4 at EveryTrail
Map created by EveryTrail: Geotagging Community
房総半島最南端

BINGOバーガー(うまし)
疋田『自転車学』受講生の輪行未経験者向けに、輪行時のノウハウを説明、実地体験してもらう講習会が11日、光が丘で実施され、私もお手伝い(にならなかったが)に顔を出した。
呼びかけ人は前回(一昨年)と同じく講座OBのKさん。疋田氏の講座は元来が氏のツーキニスト本を読んで自転車通勤に興味を持ったひとのためのもので、『輪行』なんて言葉さえ(講座に参加して)初めて聞くなんてことも珍しくない。いや、全自転車人口のほんの数パーセントしか輪行するひとなんていないはずで、かくいう私だって大昔のヘッド抜き輪行のころから概念は知っていたが、実際に経験したのは自転車学の講座の少し前が初めての経験だった。
だがやってみれば輪行は頭で考えているよりずっと簡単なことで、なんでこんな便利な移動手段を今まで利用しなかったのかと思うはず(すくなくとも現在のロードバイク/クロスバイク/小径車なら)。日本のように全国の道路の舗装率が高く、かつ鉄道網も充実していて輪行の自転車が快適に走れる環境の整った国は少ないと思う(クルマのマナーほかはさておき)。
一方では全行程自走にこだわる硬派(?)の心情もよくわかるが、限られた時間の有効な使い方として大人のサイクリングにこれを利用しないテはない。『自転車学』講座の本当の楽しみはこの輪行も自在に活用したOBのサイクリング企画にある。講習会に参加された皆さんも、この次からは一緒に走りましょう。
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